看護師不足に悩む - 看護師の資格と就職

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看護師不足に悩む

何度も言うようですが、近年では看護師は『引く手あまた』であり『売り手市場』なのです。
これは看護師の勤務先が多様化し、病院だけでなく介護施設や企業の医務室なども看護師を必要としている側面から発生している問題のように見受けられます。
年間何万人の人が看護師国家試験に合格し、その免許を得ているというのに、なぜ看護師不足となるのでしょうか。

それは看護師と言う『人命救助』に役立てる職業に憧れを抱き、実際にその免許を手にして就職まで漕ぎつけたものの、実際に仕事を始めたことで現実との『ギャップ』が埋まらないと言ったパターンが多いためです。
元来、看護師の仕事とは『汚い・きつい・危険』のいわゆる3Kと呼ばれるものです。
それが今ではさらに6Kがプラスされた『9K』とまで揶揄されているのです。

職場の多様化、業務内容の多忙化が主な理由であり、これまでならば医師が行っていた治療の注射や点滴までもが看護師の仕事の範疇となり、カルテの整理や記録などの事務作業に追われる時間も多くなっているようです。
又、人手不足に陥った病院施設では、休暇が取りにくいことや残業時間が増えること、夜勤のある病院ではその回数も増えることなどが顕著に表れると言えます。

『白衣の天使』という言葉に大きな憧れを持って看護師を志した人は少なくありません。
それにそのやりがいも、やはり大きなものがあることは間違いありません。
でも、仕事はやはり大変なのです。
女性には働き世代と結婚や出産育児のピークが重なるという問題もあります。
出産育児から復職したいという願いを持っても、現実にこのようなキツイ勤務状況であればそれが許されず、残念ながら需要と供給が一致していないのです。

それらの問題を解決することが、看護師不足を解消する一番の近道であるとは思います。
人手不足はベテラン新人関係なく、全ての看護師一人一人の負担を大きくします。
医療事故やストレス過多による悪循環になる前に、この問題を行政が仕切って解決すべきだと考えられています。